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WordPress Codex は情報の宝庫

WordPress フォーラムや個人ブログを読むと、Codex を読んでいない、と思われる内容に出くわすことがあります。よく見かけるのは、Codex には記載があるのに、Codex と異なる方法を行っていて、うまく行かない、というケースです。いくつか例を上げると、

WordPress 3.5 以降では「リンク」機能がデフォルトでは非表示になった。管理画面 リンク

ページ送り引数で、posts_per_page を使わず、非推奨とされた showposts を使っている。query_posts ページ送り引数

wp-admin に制限をかけ、ブログから wp-admin/admin-ajax.php にアクセスできなくなる。wp-admin へのアクセスを IP アドレスで制限する

WordPress のリビジョン管理は、カスタムフィールドやアイキャッチ画像が対象外。リビジョン 投稿履歴の保存方法

等です。これらは、Codex を読んでいれば分かることです。

もちろん、これでは機能が足りなくて不便だ、俺ならこういうシステムを作る、という意見はあるでしょう。Codex の書き方が分かりにくい、という意見もあるでしょう。そういった場合は、バグや不具合だといって騒ぐのではなく、「私はこんな仕組みにしたい」と記述するようにしましょう。どうしても不満なら、アイデアを提出する、自分でプラグインを作って WordPress の機能に追加/変更する、という選択もあります。

なお、日本語版 Codex は未翻訳の部分があります。また定期的にドキュメントの整備に参加している方は活動中の利用者にあるように、数人程度です。興味の有る方は、ログインアカウント取得方法からご参加ください。

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Posted in WordPress | Tagged オープンソース, ドキュメント
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プロフィール

水野史土:月70万PVホームページ制作会社のレスキューワーク株式会社で、PHPソフトウェアのサポートを行っている。concrete5コミュニティリーダー、Novius OSコアコード貢献者でもある。 詳しくは管理者詳細参照。
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