第1回 ラジカルワークショップ(名古屋大学IB電子情報館 大講義室)に参加しました。「大規模災害、その時、あなたのICTは!? 」
東日本大震災のような大規模な災害が起きたとき、ICTはどう動くのか?といった話がテーマでした。
ネットワークインフラの話が聞けたのは大きな収穫でした。光ファイバー等の回線の復旧までの時間差により、プロバイダを乗り換えた、という話。そもそも二回線契約するのが危機管理では?という意見等。
自家発電装置も、当然用意しているわけですが、計画停電等で日常的に使用することを想定していない。供給電源切り替え作業、メンテナンスの問題、等々。他の地域の人と交流しておき、停電時には別地域で最低限のサービス継続(例えば受信メールの保存等)を行う、という話。人と人とのつながり(コミュニティ)が結局のところ重要なのかもしれません。
各社がばらばらに活動すると、被災地の方に、似たような支援の申し出が複数舞い込んでしまう。なので、複数のオファーがある所は一旦静観する、という話。ネットワークの会社間での提携は難しいかもしれませんが、ネットワークの会社と、アプリケーションの会社とが災害時に協力できる体制は作ったほうがいいでしょう。